2023/6/4 ショップページをオープンいたしました。
徐々に商品を増やしてまいりますのでよろしくお願いいたします。
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へにゃらぽっちぽー著 10冊セット
¥3,100
へにゃらぽっちぽー氏の著作 10冊をセットで! 「ぽ」 「ぽぽ」 「ぽぽぽ」 「ぽぽぽぽ」 「ぽぽぽぽぽ」 「へにゃぽ」 「へ」 「へへ」 「へへへ」 「へへへへ」 <試読あります!雰囲気を掴みたい人は↓へどうぞ> ・大人にも、子供にもおすすめの「短編小説集」 ・読むと気持ちが楽に、たのしくなるシリーズ ・「へにゃらぽっちぽー」とゆかいななかまたちによる「ぽ」っとした物語。 ・自然なオノマトペと物語進行が魅力 ・読み聞かせにもおすすめです ↓↓後半に試読あり↓↓ ■文藝イシュタルより 「この感じ、不思議で楽しい本を読みたかった」 本書と最初に会ったとき、まずそう思いました。昔読んだ小説にあったわくわく感、不思議さ。それが本書にはあります。 「へにゃらぽっちぽー」と「へにゃぽちゃん」を軸に交流が進む、不思議で暖かな世界観を持った独特の物語です。 短編集です。シリーズものですが、どれを購入しても楽しく読むことができます。 オノマトペの楽しさ、リズム感やふんわり感がとても心地いい世界です。 この、音の楽しさから、読み聞かせにもおすすめです。 また、不思議な世界観ですので、説明がつかないことが多いのですが、それでも不思議と世界が成り立っていることが魅力の一冊となっています。 ■著者ホームページより 「ぽ」 へにゃらぽっちぽー兄さんはへにゃへにゃと、へにゃぽちゃんはにゃぽにゃぽと、いろいろなひとたちがやいのやいのとしています。わくわくと、にこにことしてしまいます。 「ぽ」は短編集なので、一冊でいろいろなお話を読むことができるすぐれものなのです。べんりだなあ。 以下目次です。試し読みとして、短編「へにゃらぽっちぽー教」をページ下部に載せておりますのでよかったらごらんくださいな。 目次 ぐるぐる 9 へにゃぽちゃん 13 アザラシさん 16 りんごゼリー 20 神様 29 きのこさん 34 にんにくランド 42 わくわくこままわし大会 52 階段 55 へにゃらぽっちぽー教 59 トイレットペーパーくん 64 すべりだいパーク 65 クジャクさん 73 ざぶとんくん 77 びろーん博士 84 へにゃらぽっちぽーサイン会 86 畳一畳 94 ゆきだるま祭 100 温泉めぐり 106 ロボダポッチポーくん 114 いちご狩り 135 なんじゃこりゃ入門 144 文字のひと 157 ■試読 へにゃらぽっちぽー教 へにゃらぽっちぽー兄さんは教祖になりました。へにゃらぽっちぽー教です。新しい教団に必要なのはなんでしょうか。そうです、テーマソングです。 ぽっちぽー、ぽっちぽー、へにゃらぽっちぽー 教祖自ら作詞作曲して歌います。歌いながら、ぐるぐると転がったりびろーんびろーんと手足を上下左右に伸ばしたりして踊ります。へにゃらぽっちぽー教の祭祀が行われております。元気に歌ってのびのびとダイナミックに動くことで、気持ちがよいですし関節も伸びまして肩こりも治ります。 通りかかったへにゃぽちゃんは、「ぽ?」と首をかしげています。いつもへんてこな兄さんですが、今日はいつにもましておかしな動きをしています。「ぽっち、ぽっち、ぽっちぽー」と、さきほど教祖になったことをへにゃぽちゃんに説明します。どうやらへにゃらぽっちぽー教の信者は教祖ひとりのようです。へにゃぽちゃんも入ってあげることにしました。「ぽー! ぽー! へにゃらぽっちぽー!」とおおよろこびのへにゃらぽっちぽー兄さんです。ありがとう、ありがとう、と、へにゃぽちゃんにあたまを下げます。腰の低い教祖です。 「へにゃらぽっちぽー!」「へにゃらぽっちぽー!」と、教祖と一緒に叫ぶことで入信完了です。年会費永年無料です。入会特典として教祖のサイン入りブロマイドが渡されます。要りません。 さて、歌って踊る以外になにをすればよいのでしょう。教義を考えます。 「おいしいものをたべる」 「まいにちお風呂にはいろう」 「できるだけうんちをもらさない」 「とてもおいしいものをたべる」 などなど、教祖のありがたいお言葉により、どんどん教義ができていきます。 教祖だけでなく、信者のひとの意見もとりいれられます。 「おいしいクッキーをつくる」 「おもしろい本をたくさん読みたい」 「もっと絵がうまくなるようにがんばる」 教義がふえました。 「健康第一」 「夜はぐっすり眠れるとよいです」 「おいしいラーメン屋さんをさがす」 といったところも重要である、と話し合います。できた教義をへにゃぽちゃんが手帳に書きとっていきます。教典のできあがりです。 教祖は悩んでいます。なにかかっこいい偶像を崇拝したいです。「へにゃぽ!」と思いついたへにゃぽちゃんがなにかを持ってきました。紙粘土です。今日のへにゃらぽっちぽー教の活動は偶像作りです。好きなものを偶像にしてみましょう。 教祖自ら粘土をこねます。真剣です。ぶりぶりとしたうんちの像ができました。へにゃぽちゃんが作っている偶像はなんでしょうか。紙粘土をこねて伸ばして切っております。偶像を収めるための神聖な器も作ります。どんぶりに入ったラーメンができました。半熟の煮卵も入っております。へにゃらぽっちぽー兄さんは負けじと寿司を握ります。紙粘土の寿司が並んでいきます。マグロや卵焼きはシンプルですが、エビのしっぽやコハダの表面の細工を凝らします。神は細部に宿るのです。へいおまち。へにゃぽちゃんが作るクッキーは、紙粘土でもおいしそうです。おもわずよだれが出てくるへにゃらぽっちぽー兄さんです。 たくさんの偶像ができました。へにゃぽちゃんは最後の力作に取り組んでおります。「ぽ!」と、へにゃらぽっちぽー兄さんにお見せします。へにゃらぽっちぽー教の教祖であるところのへにゃらぽっちぽー兄さんの像です。「ぽー! ぽー! へにゃらぽっちぽー!」と、あたまから湯気を出しながら、転げまわってよろこびをひょうげんするへにゃらぽっちぽー兄さんです。たからものにします。「へにゃぽ、へにゃぽ」と、教祖の像にお祈りをしましょうと提案するへにゃぽちゃんです。しかし、教祖へにゃらぽっちぽー氏は首をふってなにかを作り始めました。「へにゃらぽっちぽー!」と、できあがった像をへにゃぽちゃんに見せます。へにゃぽちゃんです。好きなひとの偶像を崇拝したい教祖なのです。 本物のへにゃらぽっちぽー兄さんよりもかっこいいへにゃらぽっちぽー像と、本物のへにゃぽちゃんとくらべるとなんだかへにゃへにゃしているへにゃぽ像を並べて飾ることにしました。神棚ができました。へにゃぽちゃんも、へにゃらぽっちぽー兄さんも、二つの像の前を通るときはにこにこしてしまいます。
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super Gyakubaraaa’s
¥690
短歌連作も読み物もいっぱいの大判書籍(A4)。 大判の短歌マガジンは非常に珍しく、満足度の高い一冊です。 おすすめします! ~~以下、作者より引用~~ 「エモ」とか関係なく、俺たちは言葉を綴っていく。 内容 ・新作30首連作(草間凡平 後藤英治 村上航) ・ゲストによる前号評(Gyakubaraaa’s Vol.1~4) 【ゲスト:森本直樹・ツマモヨコ・水沼朔太郎】 ・Gyakubaraaa’sネプリアーカイブ Vol.1~4(約180首収録) 【ゲスト:右谷潮・真中遥道】 ・麻雀記 ・Gyakubaraaa’sに31の質問!! ・Photo and Tanka ・コラム「Mr.Mのスーパーお悩み相談室」
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謎の物語ブックガイド (特別おまけ読みもの付き)
¥1,700
物語中で提示された謎が謎のまま終わってしまうという<リドル・ストーリー>を紹介したブックガイド ■ご紹介(文藝イシュタルより) 読中読後、物語の中にずっと留まるような感覚。 謎が謎であるが故に広がる奥行きや、読後も物語の中に取り残されたような感覚。 そこから広がる、物語が提供してくれる、あなたの中の豊かな想像、世界を。 ■著者解説より引用 ”<リドル・ストーリー>の代名詞とも言える、フランク・R・ストックトン「女か虎か」のような二者択一型の作品、芥川龍之介「藪の中」のように解釈が複数可能な作品、クリーヴランド・モフェット「謎のカード」のように真相が最後まで分からない作品、ウォルター・デ・ラ・メア「なぞ」のように物語自体が謎につつまれている作品など、大まかにテーマで分類して作品を紹介しています。 併せて、「女か虎か」のパロディ・オマージュ作品、リドル・ストーリーそのものをテーマにした作品、リドル・ストーリーについて言及されているエッセイ・評論についても紹介を行っています。 ■仕様 『謎の物語ブックガイド』 著者:kazuou サイズ:A5 製本仕様:無線綴じ 本文ページ数:96ページ(表紙除く) 表紙印刷:モノクロオンデマンド 本文印刷:モノクロオフセット 表紙用紙:アートポスト200K 本文用紙:書籍90K(クリーム) 表紙PP加工あり ■目次 まえがき 二者択一型の作品 フランク・R・ストックトン「女か虎か」 フランク・R・ストックトン「三日月刀の督励官」 ジャック・モフィット「女と虎と」 マーク・トウェイン「恐ろしき、悲惨きわまる中世のロマンス」 マーク・トウェイン「天国だったか? 地獄だったか?」 H・G・ウェルズ「塀についたドア」 O・ヘンリー「指貫きゲーム」 スタンリイ・エリン「決断の時」 五味康祐「柳生連也斎」 星新一「友情の杯」 ロード・ダンセイニ「ネザビー・ガーテンズの殺人」 A・H・Z・カー「ティモシー・マークルの選択」 ハル・エルスン「最後の答」 ジョン・コリア「死者の悪口を言うな」 グレアム・グリーン「弁護側の言い分」 シャーロット・アームストロング「あなたならどうしますか?」 佐野洋「金属音病事件」 菊地秀行「香水」 松尾由美「琥珀のなかの虫」 法月綸太郎「使用中」 山本弘『夏葉と宇宙へ三週間』 解釈が複数可能な作品 アンブローズ・ビアス「月明かりの道」 芥川龍之介「藪の中」 ガストン・ルルー「恐怖の館」 マーク・トウェイン「終りのない話」 サキ「宵やみ」 ギ・ド・モーパッサン「手」 A・ハックスリー「ジョコンダの微笑」 江戸川乱歩「陰獣」 江戸川乱歩「盗難」 木々高太郎「新月」 アルベルト・モラヴィア「いまわのきわ」 都筑道夫「夢見術」 A・ビオイ=カサレス「大空の陰謀」 ジョン・ディクスン・カー『火刑法廷』 パトリシア・ハイスミス「からっぽの巣箱」 眉村卓「執念」 パトリック・マグラア『グロテスク』 レイ・ブラッドベリ「青い壜」 ジョン・ヴァーリィ「ブラックホールとロリポップ」 真相が最後まで分からない作品 上田秋成「青頭巾」 クリーヴランド・モフェット「謎のカード」 クリーヴランド・モフェット「続・謎のカード」 エドワード・D・ホック「謎のカード事件」 W・W・ジェイコブズ「失われた船」 ハリファックス卿「ボルドー行の乗合馬車」 フィッツ=ジェイムズ・オブライエン「絶対の秘密」 ロード・ダンセイニ「三つの悪魔のジョーク」 ロード・ダンセイニ「悪魔の感謝」 ロード・ダンセイニ「書かれざるスリラー」 スタンリイ・エリン「不当な疑惑」 稲垣足穂「チョコレット」 小松左京「牛の首」 筒井康隆「熊の木本線」 半村良「罪なき男」 山本周五郎「その木戸を通って」 バリイ・ペロウン「穴のあいた記憶」 田中小実昌「えーおかえりはどちら」 マヌエル・ペイロウ「わが身にほんとうに起こったこと」 クレイ・レイノルズ『消えた娘』 マルセル・ベアリュ「球と教授たち」 テレビドラマ「恐怖のメッセージ」 物語自体が謎につつまれている作品 ウォルター・デ・ラ・メア「失踪」 ウォルター・デ・ラ・メア「なぞ」 ナサニエル・ホーソーン「ヒギンボタム氏の災難」 ナサニエル・ホーソーン「牧師の黒のベール」 ラドヤード・キプリング「園丁」 小泉八雲「茶わんのなか」 ロード・ダンセイニ「野原」 A・E・コッパード「消えちゃった」 イーディス・ウォートン「万霊節」 イーデス・ウォートン「ざくろの実」 イーディス・ウォートン「一壜のペリエ水」 夢野久作「縊死体」 リチャード・マシスン「消えていく」 ジョン・コリア「少女」 ジョン・コリア「むかしの仲間」 城昌幸「古い長持」 フリオ・コルタサル「占拠された家」 アルベルト・モラヴィア「パパーロ」 ディーノ・ブッツァーティ「七階」 ディーノ・ブッツァーティ「なにかが起こった」 ディーノ・ブッツァーティ「怪物」 ハンス・カール・アルトマン「解けない謎」 都筑道夫『怪奇小説という題名の怪奇小説』 小松左京「お召し」 テリー・カー「試金石」 ハーヴィ・ジェイコブズ「おもちゃ」 諸星大二郎「黒石島殺人事件」 諸星大二郎「流砂」 ジョーン・リンジー『ピクニック・アット・ハンギングロック』 テレビドラマ『プリズナー№6』 ヴィンチェンゾ・ナタリ監督『エレヴェイテッド』 剣先あおり「埃家」 剣先あおり「侵蝕」 澤村伊智「ありふれた映像」 マット・オスターマン監督『400デイズ』 ブラッド・アンダーソン監督『リセット』 「女か虎か」のパロディ・オマージュ作品 福永武彦「女か西瓜か」 都筑道夫「別巻一 ストックトン集 女か虎か」 小松左京「女か怪物(ベム)か」 生島治郎「男か?熊か?」 E・D・ホック「女かライオンか」 家田満理「女も、虎も……」 芦辺拓「異説・女か虎か」 芦辺拓「女も虎も」 東野圭吾「女も虎も」 高橋葉介「女か虎か」 高井信「女か虎か」 リドル・ストーリーそのものをテーマにした作品 米澤穂信『追想五断章』 山口雅也『謎(リドル)の謎(ミステリ)その他の謎(リドル) 』 北村薫「走り来るもの」 リドル・ストーリーについて言及されているエッセイ・評論 各務三郎『ミステリ散歩』 石川喬司『夢探偵 SF&ミステリー百科』 高井信『ショートショートの世界』 北村薫『謎のギャラリー 名作博本館』 飯城勇三『本格ミステリ戯作三昧』 新井久幸『書きたい人のためのミステリ入門』
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鳥の跡、洞の音
¥990
歌集:鳥の跡、洞の音 発行:2023年9月10日 著者:牛隆佑 装丁・組版:谷脇栗太 サイズ:四六版 150頁 364首収録 栞文:八上桐子、門脇篤史、西尾勝彦
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チャイナタウン・ビギナー
¥500
【概要】 著:村上航 表紙イラスト:水井軒間 A5サイズ/54ページ 【内容】 88首連作「チャイナタウン・ビギナー」 30首連作「絶滅」(第66回短歌研究新人賞最終選考通過作) 【収録歌より】 はにかんでチャイナタウンの摩耗するスクリュ― そういう妥協の仕方 電撃のえぐい明るさ 速読ができるって人を見下している 通り雨っぽい気もしてる 拷問は長引くとあまり成功しない キルレート どんどん偉くなっちゃえば敬語で悩むことがなくなる
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『キメラにロールする』
¥440
関東 礼 著 ■書籍データ 文庫/57p 表紙ホロ加工 著者様より あらすじ 予定の小説のサンプルです。社会人女性ふたりが、友人を訪ねてドライブし、そのひとの家に泊まって一夜明ける、一日の出来事を書いています。女性同士の恋愛描写が含まれます。主人公:天国かなえが己の恋愛感情と思考のルーツを探りつつ、恋人:地貝ねねとの恋愛を肯定している自分を発見するまでの(約)24時間です。 なにがひとりの女性の恋愛感情の原点となり、源泉となるのか?それがどんなものであっても、生まれる感情が恋愛である限りすべてを支持するという、一種の人間賛歌みたいな話です。 文藝イシュタルより 言語表現が非常に美しく、言葉に光や体温が宿り、読中、白昼夢のように、世界に引き込まれます。
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サラダボウル① 人間文化クラブZine
¥440
2020年に発足した「人間文化クラブ」のZine第一号 豊富な写真と記された言葉、テキストから受ける印象、そして、書籍であることの存在感が嬉しい一冊。 在庫希少。 ターミナルをテーマに、 行き交い、話し合うということ、照らし合わせるということ 他者を思うということ、世界のみえかたのあわいを 全41頁 人間文化クラブ 2020年4月6日発足。主に岡山市内で活動。ZINEの制作、石粉粘土会、凧揚げカーニバルなどを行なった。自由な考えや、作品が交差するあわいの場所としてあることを目指す。 活動への見学・参加も歓迎しております。 Twitter/Instagram @hcc_46 Mail humancc@gmail.com
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サラダボウル② 人間文化クラブZine
¥330
2020年に発足した「人間文化クラブ」のZine第2号 ラメの入った印刷とミシン縫いの糸が美しく、クリップ止めされた一冊。広げると全2頁の両面印刷大型Zineになります。 写真、ファッション、日常目にするもの、言葉。ちょっと気持が優しく、たのしくなるものなど。人間文化クラブ二冊目もおすすめです。 在庫少。 全2頁(大判両面) 人間文化クラブ 2020年4月6日発足。主に岡山市内で活動。ZINEの制作、石粉粘土会、凧揚げカーニバルなどを行なった。自由な考えや、作品が交差するあわいの場所としてあることを目指す。 活動への見学・参加も歓迎しております。 Twitter/Instagram @hcc_46 Mail humancc@gmail.com
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岡大短歌9号
¥440
岡山大学短歌会機関誌第9号 令和二年〜三年にかけての「今」を一冊に。 世界的に環境が激変するなかで、日々を生きる「岡山大学短歌会」の見つめた世界を、短歌とともにお送りします。 ◇八首連作 p6〜15(10) ◇一首評 p18〜21(4) ◇二十・三十首連作 p24〜33(4) ◇あとがき・自己紹介 p37 ※表紙デザイン トダリョウコ A5サイズ・44ページ 令和三年八月十五日発行
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ヒット・エンド・パレード
¥550
晴れやかな、ちょっと勇気のでる歌集です。 書き下ろし含む200首を収録。 B6/88ページ/500円 2016年9月発行 2017年8月第2刷 2019年9月第3刷 2021年9月第4刷 表紙イラスト:アラセ ▼収録連作▼ ワープ/ラブリーたちに幸あれ/はじまるはじまる/恋のうた/働け!/erai-ookini/サマーホリック/そんな生活/グッドコンディション/夏休みのしごと/commonplace/uni/JACO POP メドレー/つうこんのいちげき!/空の写真/みなさまご存じホーリーナイト/あなたと暮らす/春のたより/しるし/つよくいきる/【あて所に尋ねあたりません】/よろこぶ傷/ヒット・エンド・パレード いいことがなくてもあったことにしてハーゲンダッツ食べてもいいよ もうこの際男やったらあんたでもあんたんとこのポチでもええわ(「はじまるはじまる」より) 鯖一匹くれると聞いて水槽を用意したのに死んでいるとは(「そんな生活」より) 三角を書いたところに三角を足されて星になるわたしたち(「よろこぶ傷」より) 犬もいいな この大好きな公園をきっとわかってくれると思う(「ヒット・エンド・パレード」より)
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クリーン・ナップ・クラブ
¥1,100
たのしくて勇気がもらえる谷じゃこさんの歌集第二弾 『ヒット・エンド・パレード』以降の短歌を207首収録です。 おすもうさん、トイおすもうさん、ティーカップおすもうさんで三連勝や たんぽぽのぽぽよりたんが楽しくて足下も見ず踊っちゃうよね 目の前でりんごを剥いてくれたのがロボットでも嬉しいよわたしは めくるめく夢の国へのファンファーレ鯖缶のふた開けば響く 球場に行くぞかっこいいユニフォームにアイロン掛けて啓蟄のころ B6/88ページ/1000円 2020年9月発行 装画:あらせ 編集・挿絵:谷じゃこ
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ほろほろまる
¥660
手触りも中身も楽しい一冊。 短歌、川柳、コラム、短歌日記 デザイン含めて全部まるごとどうぞ。 A5変形/フルカラー/30ページ/600円 2020年1月発行 ▼内容▼ はぼたんはぼたん(谷・20首連作)/NIPP◯N(枇杷・11首連作)/タタンで開いて(枇杷・10首連作)/世界ぴょんぴょん紀行(枇杷・コラム)/鯖缶鑑賞部(谷・コラム)/3日日記(枇杷・谷)/駅めぐりめぐり(谷・コラム)/どきどきさん(枇杷・コラム)/夏の満ち欠け(枇杷・10首連作)/どっぷりと潜れ(枇杷・9首連作)/回り道(谷・川柳10句連作)/珍音楽(枇杷・コラム)/勝手に食わせろ(谷・コラム) 編集・イラスト:谷じゃこ(Twitter@sabajaco) 刺繍:枇杷陶子(Twitter@biwatoitoi)
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THE コとワ 短歌とことわざ
¥330
ことわざや慣用句をモチーフに、短歌とイラストを掲載したPOPなZINE フルカラーでとってもたのしい。 お部屋にあるとうれしい一冊です。 A6/16頁フルカラー 2019年9月発行
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夢と眠りの物語ブックガイド 増補版
¥1,700
・「夢」や「眠り」をテーマとしたフィクション作品を紹介したガイド本 ・小説作品のほか、絵本、漫画、映画作品などについても触れています ・旧版の内容に加えて、8ページほど増ページ、十数作品のタイトルを追加 ・表紙デザインを変更、まえがき、作品タイトルの順番などを多少変更した「増補版」 ■ご紹介(文藝イシュタルより) 「夢」にまつわる膨大なブックガイド。 夢について、種々解明されている現代でさえ、「夢占い」がある等、夢は今も昔も「何らかの暗示」や、「ここではないどこか」に繋がっています。 本書は、古来から現代まで、「夢」にまつわる物語をカテゴライズし、そこから見える多様性や、あり得ないような可能性を、ブックガイドという形で簡潔に示してくれます。 書籍探しだけでなく、創作のお供や、日頃の想像力を飛躍させる読み物としても、ぜひどうぞ。 ■著者解説より引用 ”<リドル・ストーリー>の代名詞とも言える、フランク・R・ストックトン「女か虎か」のような二者択一型の作品、芥川龍之介「藪の中」のように解釈が複数可能な作品、クリーヴランド・モフェット「謎のカード」のように真相が最後まで分からない作品、ウォルター・デ・ラ・メア「なぞ」のように物語自体が謎につつまれている作品など、大まかにテーマで分類して作品を紹介しています。 併せて、「女か虎か」のパロディ・オマージュ作品、リドル・ストーリーそのものをテーマにした作品、リドル・ストーリーについて言及されているエッセイ・評論についても紹介を行っています。 ■仕様 『夢と眠りの物語ブックガイド 増補版』 著者:kazuou サイズ:A5 製本仕様:無線綴じ 本文ページ数:96ページ(表紙除く) 表紙印刷:フルカラーオンデマンド 本文印刷:モノクロオフセット 表紙用紙:アートポスト200Kアートポスト200K 本文用紙:書籍用紙90K(クリーム) ■目次 まえがき 中国の夢物語の古典から 干宝「二人同夢」 沈既済「枕の中の世界の話」 李公佐「南柯郡太守の物語」 白行簡「三つの夢の話」 蒲松齢「宰相の夢のあと」 紀昀「農婦の夢」 同じ夢を見る W・サマセット・モーム「マウントドレイゴ卿」 都筑道夫「殺し殺され」 ヘンリイ・スレッサー「夢を見る町」 ローラン・トポール「静かに! 夢を見ているから」 ウリ・オルレブ「クジラの歌」 半村良「夢あわせ」 夢見る人と夢見られる人 ホルヘ・ルイヘ・ボルヘス「円環の廃墟」 ジョヴァンニ・パピーニ「〈病める紳士〉の最後の訪問」 A・ビオイ=カサーレス「パウリーナの思い出に」 眉村卓「仕事ください」 眉村卓「ピーや」 都筑道夫「流刑囚」 ジュール・シュペルヴィエル「海の上の少女」 ケヴィン・ブロックマイヤー『終わりの街の終わり』 デヴィッド・アンブローズ「覚醒するアダム」 佐々木淳子「ミューンのいる部屋」 ジェフリー・フォード「光の巨匠」 三田村信行「ゆめであいましょう」 夢見られる世界 ロード・ダンセイニ『ぺガーナの神々』 ロード・ダンセイニ「ヤン川を下る長閑な日々」 ロード・ダンセイニ「ブウォナ・クブラの最後の夢」 エドモンド・ハミルトン「眠れる人の島」 クリストファー・プリースト『ドリーム・マシン』 チャールズ・ボーモント「トロイメライ」 アルベルト・モラヴィア「夢に生きる島」 ダニエル・F・ガロイ「今宵、空は落ち…」 押井守監督『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』 小林泰三「影の国」 小林泰三「目を擦る女」 アーシュラ・K・ル・グィン『天のろくろ』 フィリップ・ハース監督『レイス・オブ・ヘブン 天のろくろ』 夢の中の家 A・M・バレイジ「夢想の庭園」 アンドレ・モーロワ「夢の家」 イギリス民話「夢の家」 内田善美『星の時計のLiddell』 E・F・ベンソン「塔のなかの部屋」 キャサリン・ストー『マリアンヌの夢』 バーナード・ローズ監督『ペーパーハウス/霊少女』 三津田信三「夢の家」 どちらが夢なのか? アンブローズ・ビアス「アウル・クリーク橋の一事件」 A・M・バレイジ「もうひとりいる自分」 ヘンリー・カットナー「大ちがい」 リーノ・アルダーニ「おやすみ、ソフィア」 ロバート・シェクリイ「夢売ります」 ロバート・シェクリイ「夢の世界」 チャールズ・ボーモント「夢と偶然と」 R・A・ラファティ「夢」 オースン・スコット・カード「解放の時」 ジェラルド・ペイジ「幸福な男」 ラムジー・キャンベル「夢で見た女」 ワレリイ・ブリューソフ「いま、わたしが目ざめたとき…」 フリオ・コルタサル「夜、あおむけにされて」 楳図かずお「楳図かずおの呪い 幽霊屋敷」 結城真一郎『プロジェクト・インソムニア』 エイドリアン・ライン監督『ジェイコブズ・ラダー』 人生は夢 ナサニエル・ホーソーン「デーヴィッド・スワン」 ペドロ・カルデロン・デ・ラ・バルカ「人の世は夢」 アースキン・コールドウェル「夢」 エルクマン=シャトリアン「壜詰めの村長」 半村良「夢たまご」 半村良『夢中人』 トマス・ピアース「実在のアラン・ガス」 死出の旅としての夢 アンブローズ・ビアス「ハルピン・フレーザーの死」 ライアン・スミス監督『スモーク』 ロバート・F・ヤング「河を下る旅」 悪夢を見る人々 ウィルキー・コリンズ「夢のなかの女」 ブラム・ストーカー「血まみれの手の悪夢」 シャーリイ・ジャクスン「夜のバス」 W・W・ジェイコブズ「人殺し」 シーリア・フレムリン「特殊才能」 ロード・ダンセイニ「悪夢」 アラン・ワイクス「悪夢」 ロバート・R・マキャモン「ミミズ小隊」 フィリップ・K・ディック「凍った旅」 H・P・ラヴクラフト「魔女の家の夢」 半村良「夢の底から来た男」 タニス・リー「アヴィリスの妖杯」 ジョナサン・キャロル「卒業生」 三田村信行「ゆめのなかの殺人者」 都筑道夫「夢買い」 高橋葉介「悪夢交渉人」 楳図かずお「錆びたハサミ」 チャールズ・クライトンほか監督『夢の中の恐怖』 瀬川貴次「心配しないで」 未来の夢 H・G・ウェルズ「世界最終戦争の夢」 クリス・ヴァン・オールズバーグ『ゆめのおはなし』 クリス・ヴァン・オールズバーグ『まさ夢いちじく』 クルト・クーゼンベルク「蒼い夢」 予知夢について アベル・ユゴー「死の刻限」 リヒャルト・レアンダー「夢のブナの木」 ジョン・コリア「夢判断」 I・S・トゥルゲーネフ「夢」 リチャード・マシスン「おれの夢の女」 スティーヴン・キング「ハーヴィの夢」 ステファニー・ケイ・ベンデル「死ぬ夢」 フィリパ・ピアス「クリスマス・プディング」 ミッシェル・フェイバー『祈りの階段』 ローレンス・ブロック「頭痛と悪夢」 レオ・ペルッツ「アンチクリストの誕生」 不思議な眠り テオフィル・ゴーチェ「ミイラの足」 マルセル・ベアリュ「諸世紀の伝説」 レイ・ブラッドベリ「熱にうかされて」 J・G・バラード「マンホール69」 ジョン・コリア「眠れる美女」 ヘルムート・M・バックハウス「眠れる美女」 J・M・ストラジンスキー「夢の扉」 L・P・ハートリー「合図」 諸星大二郎「夢みる機械」 榊林銘「不眠症」 夢に潜り込む ピーター・フィリップス「夢は神聖」 筒井康隆『パプリカ』 ジーン・ウルフ「探偵、夢を解く」 ウォシャウスキー兄弟監督『マトリックス』シリーズ ターセム・シン監督『ザ・セル』 クリストファー・ノーラン監督『インセプション』 異世界の夢 アラン・E・ナース「悪夢の兄弟」 ジョーン・エイキン「ねむれなければ木にのぼれ」 ジョーン・エイキン「ぬすまれた夢」 ジャック・ロンドン『星を駆ける者』 萩尾望都『バルバラ異界』 恒川光太郎「白昼夢の森の少女」 佐々木淳子「赤い壁」 佐々木淳子『ダークグリーン』 有栖川有栖「夢物語」 冷凍睡眠をめぐる物語 C・D・シマック『なぜ天国から呼び戻すのか?』 山田風太郎「冬眠人間」 トマス・ワイルド「乳母」 アーナス・ボーデルセン『蒼い迷宮』 J・ティプトリー・ジュニア「グッドナイト、スイートハーツ」 夢さまざま ロード・ダンセイニ「予言者の夢」 ロバート・アーウィン『アラビアン・ナイトメア』 ロジャー・マンベル『呪いを売る男』 澁澤龍彦「夢ちがえ」 夏目漱石「夢十夜」 岸浩史『夢を見た』 イヴァン・ヴィスコチル「飛ぶ夢」 安部公房『笑う月』 眉村卓「疲れ」 スタンリイ・エリン「壁のむこう側」 高原英理「青色夢硝子」 高原英理「ブルトンの遺言」 澤村伊智「夢の行き先」 福澤徹三「廃憶」 フジモトマサル『夢みごこち』 マーガレット・ミラー『見知らぬ者の墓』 ミルチャ・エリアーデ『令嬢クリスティナ』 ウォルター・デ・ラ・メア『死者の誘い』 エドワード・ルーカス・ホワイト『ルクンドオ』 シャーロット・マクラウド「執念」 津川智宏『人魚町』